記事の内容は掲載した時点での情報ですので変更になっている場合もあります。お出かけ・ご利用の前には「公式サイト」のあたらしい情報確認もお忘れずに!!
「窓際のトットちゃん」や「おふろでちゃぷちゃぷ」の表紙など、優しく淡い色合いの絵が特徴的な「いわさきちひろ」さんのイラスト。
東京の練馬区下石神井にある「ちひろ美術館(東京)」では、いわさきちひろさんが描いた数々の作品を楽しむことができます。
先日私は1歳の子どもと訪れたのですが、子供連れだと「ベビーカーでも大丈夫かなぁ?」とか「授乳室はあるかなぁ?」など、気になる点がありますよね。
そこで今回は、「ファーストミュージアム」と呼ばれる「ちひろ美術館・東京」の混雑状況やアクセス方法をはじめ、キッズスペースや授乳室など、お子さん連れの方にも役立つ情報を私の体験談を交えながらご紹介します!
ちひろ美術館の混雑状況は?
私は先日、平日のちひろ美術館へ、夫と1歳の子供と一緒に訪れました。
平日で雨だったこともあってか、館内はあまり混んでおらず、「こどものへや」では、私たちの他には1組の親子がいるだけでしたので、ゆったりと過ごすことができました。
私たちが行った日は特にイベントはなかったのですが、子ども向けのイベントがある日や土日などは混むかもしれません。
ちひろ美術館の滞在時間は?
その日の私たちは11時に到着し、13時頃までゆったりと過ごしました。
回り方としては、館内をぐるりとまわって「絵本カフェ」でお茶をし2時間ほどでしょうか。
帰りにミュージアムショップでお土産を買い、親子そろって大満足な1日になりました!
あとで詳しくご紹介しますが、特に気に入ったのが「こどものへや」で、じっくり遊ぶことができました。
もし、「時間が余って困る」「子どもを外で遊ばせたい」という方は、美術館の近くに公園や観光スポットがあるので、そちらへ足を運ぶのもオススメですよ!
詳しくは、こちらの記事でご紹介していますので、良かったらチェックしてみてくださいね。
>>いわさきちひろ美術館東京から近い公園+おすすめスポット6選!
いわさきちひろ美術館へのアクセス方法は?
所在地:東京都練馬区下石神井4-7-2
<いわさきちひろ美術館周辺地図>
電車・バス
・西武新宿線「上井草駅」下車…徒歩7分
・JR中央線「荻窪駅」より西武バス石神井公園行き
(荻14)「上井草駅入口」下車…徒歩5分
・西武池袋線「石神井公園駅」より西武バス荻窪駅行き
(荻14)「上井草駅入口」下車徒歩…5分
車
・中央自動車道 高井戸I.Cより約30分(環状8号線・新青梅街道経由)
・東京外環自動車道 大泉I.Cより約20分(目白通り・笹目通り・環状8号線経由)
・関越自動車道 練馬I.Cより約20分(目白通り・笹目通り・環状8号線経由)
私たちは電車で行ったのですが、「上井草駅」で降りると「ちひろ美術館」への案内が出ていたので、迷わずに行くことができましたよ。
徒歩7分とありますが、駅からは少し歩くかなという印象です。
ちひろ美術館の入館料は?
入館料は大人800円・高校生以下は無料です。
65歳以上の方、学生証を持っている方は100円引きになりますよ。
その他、障害者手帳提示の方は半額、介添えの方は無料、視覚障害のある方は無料です。
あと、年間パスポート(2500円)もあります。
いわさきちひろ美術館は展示内容が変わったり、イベントも随時やっていて、子どもと一緒にいつ行っても楽しめる美術館です。
何度も行きたい人は年間パスポートがオススメですよ!
ちひろ美術館に割引券やクーポンてあるの?
ちひろ美術館の割引サービスには上記以外にも、JAF会員証割引やH.I.S.クーポンなど、たくさんの種類があります。
詳しくは、公式ホームページをチェックしてみてくださいね!
公式サイト:https://chihiro.jp/
特にJAF会員とかでなければ、公式サイトのアンケートに答える形がオススメですよ。
「ちひろ美術館 割引券」と検索すると、「いわさきちひろ記念事業団」のアンケートが出てくるんですが、そのアンケートに答えて持参すると、1枚につき2名まで100円引きになります。
詳しくは、アンケートページを要チェックです!!
ちひろ美術館に駐車場はある?
ちひろ美術館に駐車場はありますが、乗用車3台、身体障害者用1台と、停められる台数に限りがあります。
公式HPにも記載がありますが、満車の場合は周辺のコインパーキング等へ駐車することになります。
イベント開催時などは混雑が予想されますので、美術館へ行く前にはイベントがあるかどうかを公式HPなどで確認しておくと良いと思います!
ちひろ美術館は子連れにも優しい!
館内の作品は子どもが見やすいよう、低めの位置にかけられています。
作品の中心は床から135センチで、子どもでも楽しめるよう工夫されているのですが、さすが「ファーストミュージアム」。素敵ですよね!
館内はバリアフリーになっていて、歩きがおぼつかない我が子もトコトコ歩きながら楽しんでいるようでした。段差がないので安心して過ごせます。
ちひろ美術館にはおもちゃもある!
館内には、靴を脱いで遊べる「こどものへや」があります。赤ちゃんや小さい子ども向けのお部屋なので、安心してゆったりと過ごせますよ。
中には赤ちゃん用の絵本や布のおもちゃ、つみきや木製のおもちゃなどがあり、ゆっくりと遊べます。
我が子は「こどものへや」が気に入ったようで、置いてあった鏡をのぞきこんだり、木の車を走らせたりと、展示室や図書室よりもこの部屋にずっといました。
絵本もたくさんあったので、楽しかったようです。
私たちが行った日は雨が降っていましたが、高窓から雨の雫が見えて、それもまたしっとりして良かったですよ。とても居心地が良い場所でした。
また、図書室には絵本がたくさんあり、なんとその数は3000冊以上とのこと!
そこには今月のオススメ絵本が展示されているのですが、いわさきちひろさん愛用のソファも置いてあって、座って本を読むことができました。
もちろん、子どもが座れるような小さな椅子もありましたよ。
ちひろ美術館 絵本のじかん (えほんのじかん)
「子どものへや」では、毎月第2・第4土曜日の11時から「絵本の読み聞かせ」の時間があります。季節に合わせた絵本を読んでくれるのですが、参加自由となっています。
小さい子供がいると美術館や図書館など行きにくいと思っている人も多いと思いますが、「えほんのじかん」は周りを気にすることなく親子で楽しめるイベントですね。
ちひろ美術館ではイベントもやってます!
「えほんのじかん」のような参加自由のイベントの他にも、予約制のイベントがあります。
0歳〜2歳のお子さんと保護者向けの「わらべうたあそび」や「赤ちゃんのための鑑賞会」、3歳〜6歳のお子さんと保護者向けの「子どものための鑑賞会」などがあります。
子どもと一緒に美術館を楽しめるよう色々工夫してくれていますね。気になる方は公式HPをチェックしてみてくださいね。
ちひろ美術館には授乳室もあるので安心!
「こどものへや」には授乳室があるので、小さいお子さんがいても安心です。
授乳室には、流し台、授乳用ソファ、授乳クッション、ベビーシートがありますよ。おむつ交換したあとのビニール袋も用意されていました。
とても清潔感があり、居心地が良い授乳室です。ちょうど秋頃訪れたのでクリスマスの飾りがあり、ほっこりしました。
授乳室内にあるトイレには、子供用の補助便座もあります。手洗い場も低めなので、子どもでも洗いやすくなっていました。
また、男性用トイレにもベビーキープとベビーシートがあるのですが、これはうれしいポイントですよね。
ちひろ美術館にはベビーカーの貸し出しもある!
館内はバリアフリーなので、車椅子、ベビーカーでも安心して美術館鑑賞ができます。
貸出用ベビーカー(A型)2台と、車椅子2台があるのは嬉しいですね。
ちひろ美術館でランチはできる?
ちひろ美術館の1階には「絵本カフェ」があります。カフェのテーブルには可愛らしい小さなお花がちょこんと飾られていて、良い雰囲気でしたよ。
カフェメニューにはオーガニックや無添加を取り入れた、からだに優しいメニューが揃っていました。
フードメニューには、おやき、ホットケーキ、季節のスープなどがあり、軽めのランチにはぴったりですね。
キッズドリンクには、りんごジュース、ぶどうジュース、ミルクがあります。
もし、離乳食やアレルギー対応の食事を持っていった場合は、カフェスタッフに声をかけてくださいね。一声かければ、一緒にカフェスペースを利用できます。
カフェには子供用の椅子もあるのですが、ベルトなどはついていません。しっかりおすわりできる子なら座れると思います。
ちひろ美術館の絵本カフェでスイーツ!
大人向けのドリンクには、コーヒー・カフェラテ・紅茶などからノンカフェインのものまでと、色々ありました。
スイーツメニューは、スコーン、いちごのババロア、米粉のシフォンケーキなどがあります。
米粉のシフォンケーキは小麦粉・バター・白砂糖不使用のグルテンフリー。からだに優しいおやつがあるのはうれしいですね。
私はカプチーノを注文したのですが、ふわふわの泡で、幸せな気分になりました。
カフェの座席数はそれほど多くないので、混雑時は座れないこともあるかもしれませんが、美術館鑑賞後にカフェでゆったり絵本を読みながらお茶をできるのは贅沢な時間です。
カフェテラスが気持ち良さそうだったので、晴れていたら利用してみてくださいね!
ちひろ美術館のミュージアムショップへ行こう!
館内にはミュージアムショップがあるのですが、美術館に来た人しか入れないので、ぜひ立ち寄ってくださいね。
ちひろやコレクション作家のグッズ、絵本や木のおもちゃなど、美術館選りすぐりのグッズがたくさんあるので目移りしてしまいます!!
私はポストカードをお土産に買いましたが、カレンダーやマスキングテープ、付箋、バンドエイドなど、どれもこれも可愛くてかわいくて、ついついたくさん買ってしまいそうでした。
ちひろ美術館はファーストミュージアム!
ちひろ美術館は、子どもたちが人生で初めて訪れる美術館「ファーストミュージアム」とも言われているんですがご存じですか?
小さいお子さんがいると、どうしても出かける場所って限られてしまいがちですよね。
それに、「急に泣いたり、大声を出したらどうしよう」と考えると、美術館のような静かな場所にはなかなか行けません。
しかし、ちひろ美術館はキッズスペースなど、子どもも楽しめるような工夫がなされていて、授乳室・おむつ替え・ベビーカーの環境も整っています。
最初は小さな子どもでも楽しめるのかちょっと不安でしたが、ここは「ファーストミュージアム」という名の通り、赤ちゃんがいても楽しめる美術館でした!

関連記事のご案内です。
▼こちらの記事では、長野県にある「安曇野ちひろ美術館」についてご紹介しています。良かったら合わせて読んでみてくださいね。
⇒ 安曇野ちひろ美術館にクーポンや駐車場はある?アクセス方法は?
まとめ
今回1歳の子供と一緒に行きましたが、思っていたより楽しむことができました。
美術館にあるキッズスペース「こどものへや」がとても良かったですし、バリアフリーで、歩き始めの小さい子でも安心して歩けたのも良かったです。
また、授乳室や下着を交換する際の台にも困りませんから、乳児がいる方にもオススメの美術館ですよ!
時には楽しそうなイベントがあったり、展示内容が変わったりと、何度行っても楽しめる点もグッドです!!
子連れでも安心して行ける「いわさきちひろ美術館」。ぜひ足を運んでみてはいかがですか!
今度行くときにはぜひ、イベントに参加してみようと思います。
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