1歳半ごろになると、色々なことが出来るようになってきますよね。
例えば、最初は「あーあー」や「うーうー」など意味のない言葉だったのが、いつの間にか「ママ」や「パパ」と言えるようになるなどです。
お話ができるようになってくると、コミュニケーションは更に楽しくなっていきますよ。
そこで今回は、1歳半ごろからのお子さんに向け、「言葉を引き出すおもちゃ」「おすすめの絵本」「言葉を引き出す方法」などをご紹介します。
言葉を引き出すおもちゃ
まずは、我が家で実際に使っているおもちゃで「オススメ」のものをご紹介します。
お風呂の壁に貼るポスター(平仮名や地図など)
一緒にお風呂に入るようになる頃から、100均で買ったお風呂ポスターを壁に貼っていました。
乗り物に興味があるようだったので、「働く車」の絵と名前が書かれたものです。
お風呂に入るたびに指差ししていたので、「消防自動車」「バイク」などと読んでいたのですが、いつの間にか「しょうぼう」や「バイ(バイク)」など、車の名前を言えるようになっていたのでビックリ!
言葉を覚えさせようとしていたわけではないのですが、いつの間にか遊びながら覚えていたという感じです。今では散歩先で知っている車を見つけると、一生懸命伝えようとしてくれますよ。
100均のポスターは、安いうえに種類が豊富なのでお得です。
絵合わせカード(リングカード・シリーズ)
我が家には動物の絵合わせカードがあるのですが、カラフルな絵の影響もあってか息子は、1歳になる前から興味を持ってよく見ていました。
カードにリングが付いていて持ち運びにも便利なこともあり、外出時は絵本の代わりに持って行くことが多かったです。
1歳を過ぎてからは大人の真似をして、一緒に言ってみようとする姿が見られるようになりました。
絵合わせカードも種類が豊富で、「あいうえお」や「食べ物」など、大人が見てもカラフルで楽しいです。
買ってみたいおもちゃ
次は、これから買いたい気になっているおもちゃを「買いたい理由」と共にご紹介します。
型はめパズル
動物や形・食べ物など、色々な種類があるのが魅力的な型はめパズル。色々な種類があるので、子どもの好きなものが一つは見つかりそうです。木のパズルなので温もりがあるのもいいですよね。
形の型はめであれば「まるだね」「さんかく」など言いながら一緒に遊べますから、遊びながら言葉も引き出せそうですよね。指先を使って遊べるところもいいなと思います。
おままごと
おままごとは「はいどうぞ」や「いただきます」など、簡単なごっこ遊びを楽しめるのがいいですよね。
子どもは大人のやることをよく見ていますから、日常生活で使う言葉を遊びの中に取り入れるとスッと入りやすいような気がします。
私の子どもは使わなくなった「携帯電話」でよく「はーい、はーい」と、お話しする姿があります。そんな姿を見ておままごとが欲しいなと思いました。
言葉を引き出す絵本
私には1歳半の子どもがいるのですが、次は、我が子が好きでよく見ている絵本をご紹介します。
「くだもの」平山和子 福音館書店
リアルな絵で美味しそうなくだものがたくさん出てきます。「○〇〇(くだものの名前)」「はいどうぞ」という言葉の繰り返しで子どもも大好き。
最初は「もぐもぐ」と食べる真似をしたり、「はいどうぞ」のジェスチャーをしながらよく見ており、次第に「ななな(バナナ)」など言うようになりました。
私はスーパーに買い物に行ったときなど、果物があると名前を言うようにしているのですが、自宅では実際に果物を見たり触らせるのも良いかなと思います。
「じゃあじゃあびりびり」まついのりこ 偕成社
「わんわん」や「びりびり」「じゃあじゃあ」など、響きが面白いのかよく見ていました。
外に行って犬を見つけたときは「わんわん、いたね」、電車に乗ったときは「ふみきりカンカンカンだね」など、絵本に出てきたものを思い出してよく話しかけるようにしていました。
すると、絵本に出てきた言葉を遊びの中でも言うようにしていたからか、公園に行って流れる川を見つけると「じゃあじゃあ」と言うようになりました。
話しかけているうちに、色々結びついたのかなと思った瞬間でした。
「もいもい」市原淳 ディスカヴァー・トゥエンティワン
生後2ヶ月頃から読み聞かせをしている絵本です。カラフルでとても可愛く、「もいもい」という言葉がたくさん出てきます。
1歳半頃から自分で絵本をめくりながら「もいもい ぽ!」と読むようになり、また、遊びながら「もいもい!」と口ずさんでいることもあります。
どうやら我が子が好きなフレーズだったようですね。
言葉を引き出す遊びや方法3選!
次は、私が日々大事にしていることをご紹介します。
言葉を引き出すためにやっていたわけではありませんが、結果的に言葉の獲得に繋がっているように感じます。
関連記事:買ってよかった1歳前後の知育おもちゃ6選!!使ってみての感想・口コミ
ふれあい遊び
わらべ歌やくすぐり遊びの歌などは、子どもが身体で言葉の繰り返しやリズムを感じ楽しむ中で、一緒に口ずさんだりするようになります。
親子のコミュニケーションにもなるので、おすすめですよ!
簡単な手遊びも繰り返しやっているうちに覚えて、簡単なフレーズは口ずさむようになってくるので楽しいです。
色々なものに触れる
くだものや葉っぱなど、色々なものに触れたり、匂いを嗅いでみたり、音を聞いたりする中で、子どもが感じたことを大切にしながら、大人が言葉に代えて伝えるようにします。
「りんご、いい匂いだね」「葉っぱ、カサカサするね」「どんぐり、コロコロだね」「ちょうちょ、ひらひらだね」など、簡単な言葉で伝えると分かりやすいようです。
子どもの思いを言葉に代える
「何かをして欲しそうなとき」「困っているとき」「痛かったとき」などには、子どもの気持ちに寄り添った言葉に代えて伝えることを大事にしています。
絵本を読んで欲しそうなときは「読んでって言うんだよ」、転んで痛かったときは「痛かったね」など、繰り返し伝えます。
表情もよく見ているので、表情豊かに伝えるのがポイントです。
繰り返し伝えていったことで、絵本を読んで欲しいときに「めんめ「読んで)」と言えるようになってきました。
関連記事:絵本をめくりたがる・かじる・破るのはなぜ?理由や対応方法をご紹介!
まとめ
一生懸命言葉を教えようとしなくても、遊びや生活場面の中で言葉を獲得していくのだなと実感しています。小さい頃からたくさん話しかけてあげるといいですよ。
私自身も、子どもがこれから色々お話ししてくれるようになるのがとても楽しみです。
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ーこの記事を書いた人ー