食事の時、子どもが座って食べてくれないと悩んでいませんか?
現在1歳半の子どもを育てている私自身も、子どもがなかなか落ち着いて食べてくれないので、どうしたら良いのかとよく困っていたものです。
そこで今回は、1歳くらいのお子さんが食事の時に座らないと悩んだ時に、実際私がいろいろ工夫してみて良かったことをご紹介したいと思います。
一 歳 ご飯を座って食べてくれないなら試したい6つの事
ちょっとした工夫や環境を整えてあげると、子どもが座って食べる時間は長くなることがあります。
まずは、私が心がけていることをご紹介しますね。
① 食事までの流れを統一しましょう
食事の前に手を洗う → 椅子に座る → エプロンをつけるなどといった一連の流れが身についてくると子どもは、「これからご飯の時間だ!」ということが分かるようになってきます。
いきなり「さぁご飯だよ」と言われるよりも、子供自身がこれからご飯を食べるんだということが分かった方が落ち着いて椅子に座るようになりますので、流れを整えてみましょう。
②「 いただきます」と「ごちそうさま」の挨拶を大切に
当たり前かもしれませんが、ご飯を食べる前の「いただきます」とご飯を食べた後の「ごちそうさま」はしっかりした方が良いです。
ごちそうさまをする前におもちゃで遊び始めてしまって、そのまま食事がフェードアウトだと、メリハリがつきません。
③ 椅子の高さが合っているか確認しましょう!
足の裏は、床にしっかりついていますか?
もし足の裏がついていなくてぶらぶらしているようなら、椅子の高さを調節してあげましょう。
調節できないものなら、お風呂マットなどを敷くなどして足の裏がつくように高さを調節してあげると良いです。
④ いつもと違った環境で食べてみるのも楽しい
公園など外で食べてみる、ランチョンマットをひく、いつもと違うスプーンで食べてみる、お友達と食べるなど、
いつもとちょっと違うことをしてみると新鮮な気持ちになり、楽しく座って食べられることもありますよ。
⑤ 子どもは大人の行動をよく見ています
ママやパパが食べているときに立ち上がったりして落ち着いていないと、子どもも同じように動き回るようになります。
実際、私自身がご飯中にせわしなく立ち歩いたりしていると子どもも同じように立ち歩いてしまいます。
一度座ったらできるだけ動かなくていいように、しっかりご飯の準備を整えて食べるようにしましょう。
⑥ お腹は空いていますか?
そもそもご飯て、お腹が空いていないと食べられないですよね。
公園に行って滑り台やボールで遊んだり、保育園の園庭開放に行ってみるなど、刺激を受けるのも良いです。
1歳 食事に集中しないなら…
好奇心旺盛な子どもにとって、食事に集中するということは、なかなか難しいことです。
だから、「なんでこんなに集中してくれないんだろう?」と思っても、時には「子どもはそういうものなので仕方がない」と割り切ることも大切ですよ。
次は、イライラしないコツをお教えしますね。
① 食事の時間は30分
私は子どもの食事時間を大体30分ぐらいと決めています。
なぜなら、それ以上長くなると集中力が切れてダラダラしてしまったり遊んでしまったりするからです。
もし食事がなかなか進まないときは大人が食べさせたり、スプーンですくったものをお皿に置いておき、食べることを促しています。
「30分経ったら切り上げる」と決めておくと、ダラダラ時間がかからなくなるので、大人のイライラも減りますよ。
② 遊びと食事の場を分ける
食事中、おもちゃなどが片付いていないとご飯よりもおもちゃに気を取られてしまうことがあります。
遊びの部屋と食事の部屋が分かれていれば良いですが、そうでないときはしっかり片付けて、おもちゃが見えないようにしておいた方が良いです。
1歳児のご飯ポイに困ったら…
ご飯やスプーンをわざと床に落とすなど、やって欲しくないことをしたときはどのように対応したら良いのでしょうか。
我が家ではこんな風に対応しています。
① やって欲しくないときは簡潔に伝える
そういう時は
・「ご飯をポイすると悲しいな」
など、簡単な言葉で子どもに伝えてみてください。ポイントは「簡潔に」です!
これはNG!

「ご飯をこぼしたらダメだよ。汚れちゃうし、もったいないよ。もう作ってあげないよ。」
などといった長々とした言葉の場合、子どもはどうして怒られているのかを上手に理解できません
でも、簡潔な声掛けを毎回しっかり伝えていけば、徐々にやってはいけないことを理解できるようになっていきます。
「ダメなことはダメ」と、気長に伝えていきましょう!
② 大げさに褒める
・スプーンで食べている
・よく噛んでいる
など、子どもの良いところをとにかくたくさん褒めましょう。
子どもはママやパパに褒められることが大好き。褒められることで良い行動を繰り返してくれるようになります。
やってはいけないことを怒るよりも、やってくれて嬉しいことを褒めた方が大人も楽しいですよね。
ぜひ、お子さんの良いところを見つけてたくさん褒めてあげましょう!
食事の時間は楽しく!!
「しつけをしっかりしなくては」と考えてばかりいると、どうしても食事が楽しめなくなってしまいます。
食事の時に毎回怒られていると、大人だって食べることが嫌になってしまいますよね。
だから、まずは一緒に食べて「美味しいね」と、共有し合うことが大事です。
最後に、食事を楽しむコツをご紹介しますね。
① お手伝いが大好き
私の子どもは、お茶碗やコップをテーブルに持っていくのが大好き。
「自分で」というのが嬉しいお年頃でもありますので、「持っていってくれてありがとう」と伝えると、とても嬉しそうにします。
ご飯を自分で運ぶことで、食べることがより楽しみになるということもありますので、できることからお手伝いをしてもらうのはオススメですよ。

今では食べたお皿をシンクまで運んでくれるようになりました。「ピカピカに食べたね。運んでくれてありがとう。」と伝えると、とても誇らしげな表情を浮かべます。
スーパーでは
また、スーパーへ子どもと一緒に買い物に行くときには、買うものをレジまで持って行くのを手伝わせてみてみてください。
買ったことを覚えているので、食べてくれたりしますよ。
② 食材の名前を言いながら食べる
・「人参、赤いね」
など、食事に使われている食材の名前を言うと興味を示してくれます。
好きな食材が入っているととても喜んで食べてくれますよ。
③ 食事を作っているところ見せる
可能な限り、子どもに食事を作っているところを見せてあげると喜びますよ。
さらに、
・野菜を切る前に、野菜に触れさせてみる
などといった体験をさせると、食べることに興味をもってくれるかもしれません。
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まとめ
私の子どももまだまだ立ち歩くことがありますが、座って食べてくれる時間が少しずつ長くなってきました。
「座って食べられてすごいね!」と毎回褒めるようにしているのが良かったようです。
大人も子どもも一緒に、食事の時間を楽しめるようにしていきたいですね。
我が家の体験が、少しでも参考になれば嬉しいです。
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ーこの記事を書いた人ー