個人差はありますが、子供は1歳ごろになってくると「読んで、読んで〜」と、お気に入りの絵本を読み聞かせて欲しいと、何度もおねだりするようになりますよね。
時間や気持ちに余裕がある時はいいのですが、急いでいる時などに「ママまた絵本読んで〜!」などと求められてしまうとつい「イライラッ」なんてことも…。
また、「破いてしまうのが心配」だったり、そもそも「1歳の子に読んであげることに意味があるのだろうか?」なんていう疑問も、イライラしてしまう原因の一つかもしれませんね。
そこで今回は、子供に絵本を読むことにストレスを感じるようになってきた場合の「解決方法」と「おすすめの絵本」をご紹介します。
1歳児が絵本を何度も持ってくる時の対応方法!
何といっても、乳幼児は「繰り返し」が大好きです。
なぜ「繰り返し」が好きなのかというと、乳幼児はいつも「同じ」であることに安心するからなんですね。
とは言っても、何回も読むのは正直大変だし、忙しいときや余裕がないときはイライラしてしまうことも…。
そんな場合には、回数などを決めてあげるといいですよ!声のかけ方の例としては、こんな感じです。

あと1回読んだら、おしまいにしようね!

○冊までにしようね!
絵本タイムは親子のコミュニケーションの時間ですから、うまく親子で絵本タイムを楽しめると良いですね。
子どもはあっという間に大きくなってしまいますよ!
1歳だと絵本が破れないかな?心配なら厚紙絵本を!
子どもが絵本を破くのが気になる方には、厚紙の絵本だと簡単には破けないのでオススメですよ。
子どもにとっては何でもオモチャですから、遊びのつもりで絵本を破いたり壊したりしてしまうこともあります。
1歳ではまだ小さくて分からないかもしれませんが「絵本は破かないでね」と伝えることは大事です。 何度も伝えているうちに、少しずつ分かってきますから。
私の子どもは絵本を破くことはしなかったのですが、時々絵本の上に乗っていることがありました。
そんな時はその都度「絵本は大事。乗らないでね」と伝えるようにしていたのですが、しばらくすると絵本の上には乗らなくなりましたよ。
注意するときは、簡潔に分かりやすく伝えるのがコツです。
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1歳時にも絵本のストーリーは理解できるのかな?
「物語の絵本は何歳からがいいのだろう?」と疑問に思うことがあるかもしれません。
これには様々な意見があり、お腹にいる赤ちゃんにも声が聞こえているという考えから、ママさんの中には妊娠7~8ヶ月ころから読み聞かせをしている人もいます。
読み聞かせを始める時期には正解がありませんから、ママさん自身の感覚で始めればいいと思います。
最初は絵に注目して見ていますが、何度も読んでいるうちに登場人物の表情を真似したり一緒に声を出してみたりするようになります。
文字はもちろん読めないのですが、子どもにとっては文字も絵本の絵と同じように見ているので、ストーリーが分かっていなくても大丈夫です。ゆったり優しい口調で読んであげると良いですね。
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1歳児は絵本にすぐ飽きる⁉

「読んで」と言われて読んでいるのに、最後まで見てくれない。

読んでる途中なのに、違う絵本を持ってきてしまう。
なんてことありませんか?
1歳ごろの集中力には限りがあります。そんな時はまず、絵本に興味があるということで「良し」としましょう!そうすれば、こちらの気持ちも楽になります。
好きなページがある場合はそこだけ見ていても良いですし、次から次へと違う本を持ってくるのであれば、その持ってきた本を読んであげれば良いと思います。
子どもの好きなものを一緒に見つける感覚で、大人も楽しんじゃいましょう!
また、お話が長すぎると飽きてしまうので、最初は短めのお話を選ぶと良いですよ。
お気に入りの絵本があるって素敵なことです
私には1歳半の子供がいますが、息子は絵本を読んでもらう時間が大好きです。
私自身、子どもには絵本に親しんで欲しかったので、息子には0歳の頃からよく絵本を読み聞かせていました。
1歳ごろになるとお気に入りの絵本がはっきりしてきて、読んでほしい絵本を持ってくるようになりましたよ。今のところ、持ってくるのは大体いつも決まった絵本です。
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1歳児におすすめの絵本
私が1歳の子どもに読み聞かせをして好評だった絵本をご紹介します。
どんどこももんちゃん
「どんどこどんどこ ももんちゃんはいそいでいます」というフレーズが繰り返し使われているのですが、うちの子は何度も読んでいるうちに、ももんちゃんが転んでしまうところで「イテテ」とももんちゃんの表情を真似するようになりました。
また、ももんちゃんが最後にお母さんに会えると「ママ!」と、嬉しそうな顔をしながら見ているので、ほっこりします。
シリーズなので、この他にも色々ありますよ!
だるまさんが シリーズ
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊があります。
息子はどのシリーズもお気に入りで、「だ・る・ま・さ・ん・が」と読むと、体を横に動かしながら見ています。
だるまさんの動きを真似をするようになりとても可愛いですよ。
ころころころ
「ころころころころ」と、小さな球が転がっていくお話です。こちらも繰り返しの絵本ですね。
でこぼこ道や暗い道をころころころ…。
単純な絵本ですが息子は大好きで、何度もリクエストされました。
短めのお話なので、絵本にまだ慣れないお子さんにおすすめです。
おひさまあはは
お花や魚、犬などが「あはは」と笑うお話です。
最初はただじっと見ているだけでしたが、読んでいるうちに一緒に「あはは!」と笑うようになりました。
親自身も楽しい気持ちで「あはは!」と大笑いしながら読むと、子どもと一緒に笑い合えるのでオススメです!!
定期購読絵本もおすすめ!
定期購読絵本は年齢に合わせた絵本を送ってくれるので、選ぶ時間がない方や何を選んだらいいか迷ってしまう方にオススメです。
私も絵本の定期購読をしており毎月1冊の絵本が届きますが、親子で楽しみにしています。自分では選ばないような絵本が届くのも魅力的。
お子さんの好きな本が見つかると良いですね。
まとめ
絵本は読んであげたいけれど何度も読んでと言われてしまうと、大人は疲れてしまうこともありますよね。余裕がないと「また読むの?」とついつい口に出してしまいそうになることも。
親自身も「絵本を読む」ということについて頑張りすぎなくて大丈夫ですよ。イライラしてしまいそうになったら「これでおしまいね」と言っても良いんです。親も子も楽しめるのが何より大事。
子どもにとって絵本タイムは、お母さんやお父さんと触れ合える大事な時間でもあります。そう思うと、絵本を読む時間が愛おしくなってきませんか。
私もイライラしてしまうことはありますが、改めて絵本を読む時間を大事にしていきたいと思います!
ーこの記事を書いた人ー